私は今年の年女、まずは元気に新年にはいりました。ところがブラジルの中心部、特にミナス州の上空に梅雨前線が陣取っていてなかなか移動してくれないので毎日雨ばかりです。たまに晴れるとその後にはものすごい豪雨が来て川は氾濫、土砂崩れは出るし、毎日ニュースを見るのがつらいです。
We love Ouro-Pretoの皆さんと一緒に大事に見守っている私達のオウロプレットも大分被害に遭って犠牲者が出ました。多分皆さんがニュースで見られるときはオウロプレットは有名な所なのでまず最初に被害が報告され、続いてミナスの田舎で川沿いに出来た町が氾濫でかなりな被害が出ている所を放映しますので、知らずに見ているとオウロプレットも水浸しになっているような感じにとれます。オウロプレットは山と谷ばかりの街なので浸水はありませんが、街の入り口にあたるバスターミナルの反対側に大きな土砂崩れがおこり、道路を越えてターミナルの一部も壊され、ちょうど12月31日の深夜、客待ちのタクシーの運転手さんが二人亡くなりました。以前黄色いイペーの写真を送ったあのターミナルの奥が被害にあった場所です。郊外の山の上に住んでいる人達も家が崩れた所もありますが被害者はありませんでした。
ですから一番大事なユネスコの世界遺産である街の中心地帯にはなんの被害もありませんでした。ご安心ください。
センセーショナルなニュースが流れるとオウロプレットは危険だと思われ、ホテルやレストランにキャンセルが出て可哀想です。街に入るには他にも道がありますし、観光に不都合があるわけではありません。
私も事故の寸前12月30日まで土砂降りのオウロプレットを案内していましたので、皆さんにお見せしようと雨にぬれながら滝のように流れる水を撮って見ましたがあまり感じが出ていません。実際はもっとすごかったです。
では 皆さん今年もどうぞよろしくお願い致します。私も元気に頑張りたいです。


(左)どしゃぶりの時レストランの前の坂道で
(右)霧の中にうかぶメルセースデシーマ教会

かわいい路地の奥のカルモ教会


(左)ロザリオ教会の前の可愛い家並み
(右)アントニオジーアス区の家並み

アルカンジョホテルの前の珍しい花ユダの靴
- Posted by 2012年01月08日 (日) |
コメント(2)
この記事へのコメント
Posted by teamsahara0823 | 2012年01月08日 12:44
村瀬さん、こんにちは。
私もそちらの大雨・洪水のことをとても心配いたしておりましたので、村瀬さんは大丈夫でいらっしゃるとのご一報をいただき、胸をなでおろしております。
でも、村瀬さん、土砂降りの雨の中でのガイドは大変でございました。1枚目のお写真は濁流が勢いよく坂道を下っていく様子がよくわかり、とても危険でございますわね。
高台の教会、路地の奥の教会、可愛らしい家並み、珍しいお花、どのお写真を拝見しても、とても洗練されていて、オウロプレットの素敵な街の様子が大変よく伝わってまいります。
雨季とはいえ一日も早く梅雨前線が立ち去り、平穏無事な日常がお早く戻られますことを心よりお祈りいたしております。犠牲者の方には哀悼の意を表するとともに、被災された方には心よりお見舞いを申し上げます。
村瀬さんにとられまして、佳い一年でございますように。こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by muguet41533 | 2012年01月09日 21:27
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村瀬さん、とても心配しておりましたが、近況のご報告をいただき安心しました。ありがとうございました。でもどうぞ気をつけて下さい。国土が大きいだけに自然災害に対する備えも難しいのかもしれませんが毎年繰り返される大雨による洪水や土砂崩れはなんとかしてほしいものですね。今年もどうぞ良い一年でありますように。もうすぐお誕生日ですね。改めてバースデーメッセージを掲載させていただきます。