オウロプレットだより59〜久しぶりにオウロプレットに戻ったゆきさんからのたより 

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現地情報

オウロプレットだより59〜久しぶりにオウロプレットに戻ったゆきさんからのたより
久しぶりの日本への里帰りを終え、オウロプレットに戻られた現地特派員ゆきさんからのたよりが届きました。

チームサハラ様

ご無沙汰しております。
オウロプレットに帰ってきました。
着いた翌日、早速旧市街を見に行ってみました。
土砂崩れについて、村瀬さんからもう大丈夫だとお聞きしていたものの、心配でどきどきしながら向かいました。
いつも通りのチラデンチス広場が目の前に広がったときは、ほっとしました。

バスターミナル前の山は削られた後が痛々しく残っていましたが、道路はきれいに整備されていました。当時は場所を変え臨時ターミナルが設置されていましたが、2月10日からは通常のバスターミナルで運行を再開しています。

私が日本へ行っていた12月、1月は記録的な大雨で、オウロプレット近辺の国道でも至る所で被害があったようです。今でも土砂が車線をふさいでいたり路肩が崩れていたりして片側通行になっている箇所があります。ブラジルですので、復旧工事はゆ〜っくり進みます。これから数ヶ月(数年かな?)、レンタカーなど車でオウロプレットへお越しの方はそうぞお気をつけください。

さて、昨日(2月23日)カーニバルが終わりました。昨年と違い、今年は毎日いい天気でした。
日本ではよく「リオのカーニバル」と言われますが、日本で言えば盆踊りのようにブラジル全体の行事で、その町ごとに特色があります。そしてオウロプレットのカーニバルもブラジルの全国版ニュースで流れるほど有名なのです。

オウロプレットは人口の5分の1が学生と言われるほど若者が多い町ですので、カーニバルも盛り上がります。そしてカーニバル期間はブラジル中からカーニバルに参加するために人が集まって来るので人口が数倍になっているのではと思われるほど、市街は足の踏み場がなくなります。

ouropreto.com のサイトに写真がたくさん出ていますので、どうぞ。こちらがアドレスです。
http://www.ouropreto.com.br/galeria/fotos.php?idalbum_fotografia=341

期間中は、市内に100以上ある学生宿舎の一部が宿泊所となり利用者を募ります。トイレ共同、雑魚寝なので利用者はほかの町からやって来る若者のグループがほとんどですが。ある有名寮では朝食付き、ビール飲み放題5日間で800レアルくらいとか。
普通の観光客の方には決してお勧めできませんが、カーニバル大好きな学生さん、来年参加されたい方はご連絡ください。寮をご紹介します。(笑)

今日はステージの撤去や、道の清掃がされる中、バスターミナルに歩いて帰って行く人が見られます。
普段の静かなオウロプレットに戻りつつあります。


左)久しぶりのオウロプレット。19世紀に建てられた石の十字架ですが、カーニバル中に4人が上によじ登り、壊されてしまいました。今は縦の柱だけになっています。写真は3週間前に撮ったものです。
右)市の教育課の建物。1921(年)の文字が見えます。


左)草花。大学のキャンパスは今このお花でいっぱいです。
右)村瀬さんとお会いした時のカフェで。上品でおいしーいキビでした。キビはアラブ地方からブラジルに伝わった料理です。日本語ではなんと言うのでしょう?ケバブ?とも少し違うような・・・。メンチカツ、揚げ肉団子といった感じです。


19日朝のチラデンチス広場。朝は静かです。




  • Posted by 2012年02月27日 (月) | コメントコメント(11

この記事へのコメント

ゆきさん、こんにちは。数日前にお便りをいただいていたのに週末にアップできずにごめんなさい。久しぶりのオウロプレットは落ち着きますか?でも雷でパソコンとモデムがショートしてしまったとか。修理しても戻ってくるにもそこはブラジル、マイペースなんですね。息子さん、ご主人様もお元気とお聞きし嬉しく思います。カーニバルの写真、また来年楽しみにしています。19世紀の十字架は修復されるのでしょうか?どこの国でも古いものは大切にしたいものですよね。ではお元気で。村瀬さんへのお土産、お渡しいただきありがとうございました。ご主人様にもどうぞよろしくお伝え下さい。

Posted by teamsahara0823 | 2012年02月27日 12:59

teamsahara0823さん
十字架は市が修復するそうです。
ヴァウテーさんもBomSeraのブログで記事にしています。十字架を壊した本人(観光客)にはもちろん、地元市民と行政にも厳しいコメントをし、皆で大切なものを守っていかなければならないという趣旨でした。

カーニバルの投稿写真もうひとつ増えました。こちらです。
http://www.ouropreto.com.br/galeria/fotos.php?idalbum_fotografia=344

Posted by yuki | 2012年02月29日 01:48

その十字架は前回投稿した悲恋物語の二人の家の中間にあり、石橋の中頃にあります。きっと二人もここで語り合ったであろうといわれています。
今は恋人達の橋ともいわれていますが、真ん中に腰掛けるのに丁度良い半円形の段が両側に出来ていて、そこで語り合ったと云われていますが、昔そこで奴隷の売買が行われていたともいわれていて、その時奴隷が祈った十字架で今でもコンガードと云われるアフリカの伝統行事の名残のお祭りの時には、花や紙の飾りでいっぱいになります。残念なことですね。パウラ教会の前の台地にも聖体像があったものですが、若者達が写真を撮るのに登って落としてしまい、今は修復して教会の中に保管されています。もしそれがあればオウロプレットの景色はもっと素敵になるのに・・・・とても残念です。

Posted by 村瀬 | 2012年02月29日 05:39

ゆきさん、こんにちは。
約2ヶ月にわたる極寒の日本への里帰りの間に、ご家族やご親戚、ご友人と久しぶりにお会いになられ、心が落ち着かれたことと存じます。ご無事にブラジルにお着きになられ良かったですね。でも、その間、オウロプレットは記録的な大雨、復旧工事はゆ〜っくりとか。これもブラジルならではの国民性なのでしょうか。

リオのカーニバルに対して、学生が多いオウロプレットのカーニバルも、若者達を中心に熱気が溢れて賑やかな様子。
ouropreto.com のサイトで写真をたくさん拝見しました。人々が思い思いの装いで街じゅうに繰り出し楽しそうにしている姿を拝見していますと、こちらまで陽気に笑顔になってまいります。

石の十字架のエピソードはいろいろとあるのですね。歴史ある美しい景観、建造物などはもちろんのこと、村瀬さんとお召し上がりになられたキビ、チョコレートみたいにとても美味しそうでオウロプレット観光の楽しみがもう一つ増えて、嬉しく存じます。

Posted by muguet 41533 | 2012年02月29日 21:12

こんにちはー。
美しい街並みの写真にとても癒されています。素敵な街ですね。
先日はご挨拶をしてくださった皆様、ありがとうございました。ご挨拶が遅れてしまってすみません。
またちょこちょこ美しい街並みを見にこちらのブログに立ち寄らせてもらいますね( ´ ▽ ` )ノ

Posted by midorin | 2012年03月02日 16:09

midorinさん
また立ち寄ってくれてありがとう!写真で何となくイメージがわかるかな。実際の街並み見るとまた見事ですよ~。タイムスリップ間違いなし。また写真を投稿しますね。

Posted by yuki | 2012年03月03日 02:22

mdorinさん
いらっしゃーい! 楽しそうな方ですね。 実際の街並みはお天気によってかなり違うのですよ。オウロプレットはお天気の日もいいですが、小雨降る平日は古都の感じがよく出てとても趣がありますし、霧の合間にみえがくれする教会の景色はなんとも幻想的でうっとりしてしまいます。 是非一度おこしください。
ゆきさんと二人で歓迎しますよ。まってまーす。

Posted by 村瀬 | 2012年03月03日 09:04

オウロプレットがテレビで紹介されるのでお知らせします。
3月5日(月) BS TBSで 20:00から 「世界・夢列車」という番組です。

http://www.bs-tbs.co.jp/app/program_details/index/KDT0705300

オウロプレット、マリアナ、ベロオリゾンチ、金鉱跡・・・残念ながらこちらからは見えませんが、楽しみですね。

Posted by yuki | 2012年03月04日 22:46

村瀬さん、ゆきさん、こんにちは。
オウロプレットの番組、観ましたよ。お二人に内容をお伝えしたくてコメントしています。
番組のコンセプトが「列車の旅」、「ブラジルのゴールドラッシュ」ということもあり、オウロプレット自体の紹介は一部分でしたが、ミナス・ジェライス州の山あいに、ゴールドラッシュで栄え、今もその歴史を物語る名所、史跡がそのままに残るオウロプレットという都市が存在することを知るには良い機会の番組だったように思います。もう少し詳しい歴史的な背景や、一日を通しての美しい景色、ミナスのお料理などについても紹介して欲しかったのですが、いつも村瀬さんやゆきさんから送っていただくお写真の、例えば、バロック様式の教会や、鉱物学博物館や金鉱跡などが映像に写ったりしますと、「見たことある!」ととても嬉しくなりました。
私が一番印象に残りましたのは、サンフランシスコ・デ・アシス教会の建物と装飾された彫刻と、内部の金をふんだんに使った絢爛豪華な天井の装飾や祭壇でした。きっと現地を訪れてそれらを眺めていたら、首が痛くなるほど、見とれてしまいそうです。
そして、取材クルーの乗り込んでいる列車のスピードが緩やかなこと、緩やかなこと。緑深い山あいを列車がのんびりゆっくりしたスピードでマリアナまで走り続ける様子は、ブラジルの広大な国土、懐の大きさをイメージさせるようでしたわ。
ゆきさん、今回の番組、そちらから情報をいただきありがとうございました。少し疲れていて目をしょぼしょぼさせながら見た番組でしたので、あまり良い内容紹介ではなくごめんなさい。サハラ先生はどのようにご覧になられましたでしょうか。先生のコメントも楽しみにいたしております。

Posted by muguet 41533 | 2012年03月06日 16:23

muguetさん
ありがとうございました。私もどのように紹介されるのかとても興味がありましたが、見られないのでそちらからのコメントを待っていました。何年か前のNHKの世界遺産紹介の時は、若い女の子のレポーターが紹介していたのですがあまり感心しませんでしたので、今度はどんなふうに紹介されるのか興味を持っていましたが、muguetさんのコメントを見ると前よりは良かったかなとおもえて安心しました。そういう取材班が来る時は、サンパウロから通訳をつれてきて
こちらでブラジル人のガイドをつけるようで、私などは全然知らないでいますので、もっとこんな所を紹介して欲しかったな・・とか、もっと綺麗な景色があるのになー・・・と残念に思うことばかりです。
昔こちらに企業で滞在していたかた達も見ていてくださったかな・・と楽しみです。

Posted by 村瀬 | 2012年03月07日 21:08

muguetさん、急なお知らせでしたのに見てくださってありがとうございました。
私の父母も見たとのことで、オウロプレットの街並みや教会、石畳がとてもきれいに写っていて、懐かしくなったそうです。マリアナまでの汽車も、金鉱跡も、行ったことがあるのでうれしかったと言っていました。やはり列車がメインの番組ですので、後半はベロオリゾンチからヴィットリアまでの列車からの景色などが多かったようですね。
今度の取材は村瀬さんがガイドをしてくださいますように!
あ、おまけですが来週の放送はまたブラジルで、最南端のリオグランデドスル州です。(夫の故郷です)

Posted by yuki | 2012年03月09日 04:52

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