オウロプレットだより71〜オウロプレットの中でも特に古い教会を紹介します。 

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オウロプレットだより71〜オウロプレットの中でも特に古い教会を紹介します。
オウロプレットのガイド、村瀬正子さんからオウロプレットだよりが届きました。オウロプレットは日本と逆の冬。部屋の中があまりに寒いので温度計を見たら15℃だったというのはやはりブラジルならではですね。
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日本の皆さんこんにちは。
日本はまだまだ暑いようで大変ですね。 
反対にブラジルは寒さが続いています。先日あまりにも寒かったので温度計をみたところ家の中で日中15℃だったので温度計が壊れてしまったのかと思いましたが、今は22度を示しているので壊れてはいなかったようです。
きょうは皆さんにオウロプレットの中でも特に古い、ミナスバロックの第一期の建築様式を保存している「ノッサ・セニョウラ・ド・ホザリオ・ドス・ブランコス」という教会を紹介しようと思います。 
この教会はオウロプレットに金がたくさん取れ始めた1696年頃に建築されたもので、小さいながら外観からは想像できない、金箔をたくさん使ったバロックのオリジナルの祭壇があります。私の特に好きな教会でオウロプレットを訪れる人には是非おすすめしたいものですが、チラデンテス広場からかなり離れた一山超えたところにあり、見学時間も午前中ということ
で残念ながら訪れる観光客は少ないです。
ロザリオ教会は普通黒人達の教会とされています。 
この教会の名前の「ノッサ・セニョウラ・ド・ホザリオ」=「聖母 ロザリオ」
「ドス・ブランコス」=「白人達の」とわざわざ「白人のためのロザリオ教会」という名前がつけられています。 
昔は安産祈願の教会だったともいわれています。
ちなみにその近くにあるシコヘイの教会は「ノッサ・セニョウラ・ド・ホザリオ・ドス・プレットス(黒人)・イ・サンタ・エフィジェ二ア」というのが正式な名前で18世紀には白人と黒人の教会ははっきりわかれていたことがわかります。
普通この教会は最初に入ったファリア神父さんの名前をとって「パドレ(神父)ファリア教会」とよばれていますが、金の争いがもとで教会の中で神父さんが殺害されたことがあり、教会の中を血でけがしたということでローマからの指令で100年間閉鎖されたままだったこともあり天井絵がかなり傷んでいるのがとても残念ですが、祭壇と近くの天井だけは保存ができていてまだ救われます。皆さんに中をお見せ出来ないのが残念ですが、是非オウロプレットへ来て見て下さい。またこの教会の中には意外なことに中国人の書いた絵が壁に残されていますし、聖水をとる給水所の蛇口は中国人の彫刻したドラゴンの頭になっているのも興味深いことです。それは中国のマカオが当時ポルトガルの植民地だったことによるもので、金の最盛期には高い手数料を払って外国人の職人さん達を呼んで教会を建てたもので、18世紀後半、金の衰退によりそれが出来ず、以後建てられた教会は金箔も少なく近郊で多く産出した蝋石で外側を飾るようになったのです。
この教会の特徴は外側はシンプルで鐘楼が別に建てられていることです。鐘楼の中の鐘はポルトガル製の青銅で出来ていて、ベロオリゾンテに遷都されたとき開都式にならされたもので、ブラジルの首都がブラジリアに遷都されたときにもこの鐘を持っていって鳴らしています。
 
(左)パドレ・ファリア教会             
(右)その鐘楼

(左)敷地に動物が入らない為のしかけ    
(右)敷地内の敷石(圭砂岩)

(左)アラマンダの赤い花             
(右)アラマンダの黄色い花



  • Posted by 2012年08月20日 (月) | コメントコメント(4

この記事へのコメント

パドレ・ファリア教会、本当はこんな長~い名前の教会で、鐘もブラジリアまで持って行って鳴らされたりととても有名な教会なのですね。恥ずかしながら私はまだ中に入ったことがありません。村瀬さんのお話で、興味がわきました。今度入ってみます。
アマランダのお花の写真ありがとうございます。ヴァレドスコントスに咲いていたお花とよく似ています。私の見たのはおしべめしべが、わっと外側に出ていました。種類かな?時期かな?今度一緒に散歩して確認してみましょう!

Posted by yuki | 2012年08月21日 02:00

すみません間違えました。「アラマンダ」ですね。

Posted by yuki | 2012年08月21日 02:01

ゆきさん 
おしべがそとまででているのでしたら アラマンダではありません。  パッションフルーツ(マラクジャ)の
花のようです。 是非 一緒に行ってみたいです。
パドレファリア教会はぜひ中を見て下さい。 ピラー教会(黄金教会)ほどではありませんが、オウロプレットの教会の中では私の一番好きな教会です。
同じ入場券でサンタエフィジェ二アも見られますよ、こちらも改修工事がおわり以前とは全然ちがう美しさに
ビックリします。

Posted by 村瀬 | 2012年08月22日 06:01

村瀬さん、こんにちは。
パドレ・ファリア教会のこと、こんなに詳しくご説明いただけまして、とても勉強になりました。名前だけでも、18世紀のオウロプレットでは白人と黒人の教会が別れていたことがよくわかりますし、ポルトガルの植民地だったマカオの影響がこの教会にもあることを知り、興味深く存じます。それに、鐘楼が教会の建物と別に建てられているのもとても独特な教会でございますわね。オウロプレットの中で村瀬さんの一番お好きな教会というのですから、必見の価値がございますわね。この教会とサンタ・エフィジニア教会の装飾を是非比較してみたいものです。
それから、アラマンダのピンクと黄色のお花のお写真もありがとうございました。花弁が丸くてとてもチャーミングなお花でございますわね。お花が微笑んでいるみたいで、思わずこちらも笑顔になりました。

Posted by muguet 41533 | 2012年08月24日 11:57

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