オウロプレットだより72〜コロ二アル建築独特の家々の窓　by Muraseさん 

オウロプレットの現地日本人ガイド 村瀬正子さんならではのたよりが届きました。
きょうはオウロプレットの町並みに並ぶ家々の個性的な窓のつくりのお話です。

チームサハラの皆様お元気ですか？
ブラジルはつい先日までセーターを着るほど寒かったのにここ2〜3日でいきなり真夏になってしまいました。　
植物もおかしな気候にビックリしてイペーの花が咲いたあとで大きなさやの実をつけているのに、またあわてて他の枝に花をつけたりしています。イペーばかりでなく庭の鉢植えのカニサボテンなども、先月咲いたばかりなのにまた花が咲いているのでよくみるとつぼみもたくさんつけているのです。友人達も同じ事を言っていますので、可愛そうに花たちもおかしくなってしまったようです。
今回ご案内したお客様は偶然にも10年前にブラジルの日本人学校の修学旅行でオウロプレットへ来た時に私がアテンドしたのを覚えていてくださり、もしかしたらあの村瀬さんかな・・・と思っていたらやはりそうでしたとおっしゃって、いつもより親しみやすく心はずむ仕事ができてとても嬉しかったです。日本に帰ったらこのブログにも参加してくださるそうですので楽しみです。
オウロプレットの博物館や教会の中は写真撮影が禁止されていますが、ゆきさんのレポートにあったヴァーレドスコントスの散歩道の横にあるカーザドスコントスという紙幣博物館の一部は撮れますので、それを紹介しようと思いましたが次の機会にして今日は以前から紹介したかった、ヨーロッパのコロ二アル建築独特の窓の写真を送ります。　
ガイドの先輩が窓だけのポスターを作って売っているぐらいで、各家ごとに違った窓なので面白いです。
オウロプレットにも藤の花が咲く家が5〜6軒あります。今回コンセイソン教会の後方にある道路わきの石垣にはいあがるようにして咲いている藤の花をみつけとても感激しましたのでこれを優先しました。日本の藤の花のように長い房ではありませんが私の好きな花でもありオウロプレットで最初にみつけたときの感激は今でも忘れられません。