オウロプレットだより83〜オウロプレットには金鉱跡がたくさん by Yukiさん 

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オウロプレットだより83〜オウロプレットには金鉱跡がたくさん by Yukiさん

こんにちは!

こちらは賑やかなカーニバルが終わり普段のオウロプレットに戻りつつあります。

今年はオウロプレットのカーニバルは運がよく、それまでずっと雨続きだったのが、カーニバルが始まった途端に晴れ、毎日いいお天気でした。

今は日中はカラッと暑く深夜は冷えるようになりました。早朝は息が白くなるほどです。これでそろそろ雨季が終わるのかなと思います。今夏は土砂崩れなどの大きな被害もなく何よりでした。

夏時間も17日に終わりです。

 

ブラジルではよく「カーニバルが明けると年が明ける」と言いますが、私も新年に入ってからバタバタしていて今やっと年が明けた、そんな感じです。

 

そんな中でもオウロプレットの歴史地区や金鉱跡の観光に行く機会があり、その時の写真をお届けしようと思います。初めて入った小さな金鉱跡が印象的でした。「Mina Jeje」(ジェジェ金鉱)と言います。いつか村瀬さんが話してくださったあまり人が行かない金鉱跡でしょうか。それとも、ここはまだ有名なほうでしょうか。

 

パドレ・ファリア教会近くにあります。場所はわかりにくく、住宅街の細く入り組んだ道の行き止まり近くにあるので個人では行かない方がいいかと思われます。入場料は確か15レアル(600円)。地球の歩き方にも載っている、大規模な「パッサージェン金鉱」はトロッコ列車で下っていきますが、こちらジェジェ金鉱はカラフルなヘルメットを貸してもらって人一人やっと通れるくらいの幅の穴を歩いて進んでいきます。

 

オウロプレットは金鉱跡だらけで、このジェジェ金鉱も数百メートルは奥に続いています。

まだまだ下方に続くのですが見学は途中で行き止まりです。オウロプレットは金を目当てに掘り尽くされてチーズのように穴だらけで、その上に街が成り立っているんだなあとつくづく感じました。

 

金鉱の中は今では電灯があってもかなり暗く、ここで奴隷の人たちはどんな気持ちで働いていたのだろうか、金や宝石を見つけたときは嬉しかったのだろうか何とも思わなかっただろうか・・・など、壁に刻まれた手作業の跡を追いながら想いを馳せずにはいられませんでした。

 

外観。入り口には「18世紀の金鉱跡」の看板があります。
  

(左)狭い穴をほぼ水平に進んでいきます。

(右)地層の跡がきれいに見えます。

階段は少しだけ。手すり付きです。

出口。外の光が見えると少しほっとします。




  • Posted by 2013年02月16日 (土) | コメントコメント(6

この記事へのコメント

ゆきさん、こんにちは。
オウロプレットではカーニバルが終わらないと新年が始まらないって感じなんですね。今年の雨期は大きな被害が出なくて良かったです。
さて、今回は今でも金が出そうな金鉱をご紹介下さりありがとうございました。
これでオウロプレットに行って金を掘り当てようって人が数人は出てくることでしょう。(^^)金色に光る地層は「金」ですよね?「え?違う?」
そうか、オウロプレットだもんね。こんな金色してるわけないか。
今度これが「金」って感じの写真を是非見せてほしいです。鉱山博物館は撮影禁止だったのでどこかにないでしょうかね。

Posted by teamsahara0823 | 2013年02月16日 22:05

ゆきさん、こんにちは。
今回の金鉱跡のレポートもとても興味深く拝見いたしました。ありがとうございました。
本当に、オウロプレットは、金鉱跡により掘り尽くされた土壌の上にあるのですわね。オウロプレットを説明する上では外すことのできない「金鉱跡」で、奴隷の人たちがどのような思いで金を採掘していたのかというゆきさんの疑問、私も同感です。そういう視点って、とても大切なことのように存じます。

Posted by muguet 41533 | 2013年02月17日 16:17

みなさん こんにちは  去年の11月頃私もお客様を案内してこの金鉱に行きました。
オウロプレットにはこういう個人の金鉱が沢山あります。 もし街を透しで見る事が出来るなら蜂の巣のようだといわれています。
でも先生の云われる {これが金だ!!} は残念ながら金鉱の壁からはみられません。 鉱物博物館にはありますが、おっしゃるとうり撮影禁止ですしね。
宝石店にいくと自然金をそのまま固めてペンダントトップにしたのを売っています。 金色です。 オウロプレットの語源はここで取れる金が全部黒いからではなく、最初に見付けた金がパラジウムと化合した黒っぽい色だった事にあります。それまでヴィーラヒッカ(豊かな村)と呼ばれていたものを、ポルトガルから独立した翌年1823年に最初に見付けた黒っぽい色をした金を記念してつけられた名前です。

Posted by 村瀬 | 2013年02月18日 06:55

teamsahara0823さん
そうです。金色に光る地層は・・・金ですよ、金!と言って日本からオウロプレットに来てくれる人を増やそうと思います!!(笑)
実は私、この金鉱の中で鈍く光っていた石ころを握り締めて外に出ました。そして外で確認してみたら・・・やっぱり普通の石ころでしたー!
「この中でとても価値のある宝石(金でなく、何だったかしら?忘れてしまいました)を見つけた観光客がいる」と先に聞いていたのでどきどきしながら見学しましたよ。
「これが金」見つけたら写真に収めますね。

Posted by yuki | 2013年02月20日 21:56

muguet 41533さん
コメントありがとうございます。
村瀬さんのおっしゃる通り、オウロプットは透かしで見たら蜂の巣のようなのでしょうね。まだ金も採れると聞きます。本当かな?
金鉱は、巨大な固い岩に穴を削っていくように掘られていて、今でさえ大変そうで当時作業に当たった人々の苦労を思わずにいられませんでした。また今度他の金鉱に行く機会があったらレポートしますね。

Posted by yuki | 2013年02月20日 22:10

村瀬さん
そうなんですか!ここで取れる金全部が黒いわけではないんですね。勉強になりました。
今度ジョゼさんのところで自然金の写真を撮らせていただこうかしら。パッサージェンの砂金の写真も撮ってあるのでそれと一緒にご紹介してみましょうか。
また今度、行ったことのない個人の金鉱に連れて行ってくださいね。でもこのジェジェ金鉱でもスリルがあったので、私を最後尾にしないでくださいね(笑)

Posted by yuki | 2013年02月20日 22:20

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